社長挨拶

時代は日々少しずつ変わっています。
一日に起きる変化は少しずつでも、それは日々積み上がり、やがて大きく時代を変えます。
私たちは1925年に、現在の白橋グループの礎となる東京帳簿印刷を、1932年には現在も社屋を構える中央区八丁堀にて白橋印刷所を創業してから、印刷を生業として今日を迎えます。
紡いできた歴史の中で、紙に対する需要が溢れていた時代は、最初こそゆっくりと、最終的には早足となり私たちの前から去っていきました。
しかし、今日も私たちは印刷を生業としています。
変わりゆく時代の中で、常に「お客様が何を求めているか」を必死に考えてまいりました。
変わりゆく時代の中で「求められているものを、もてる力を最大限活用して提供する」というシンプルな方法に全力で向き合ってまいりました。
活版印刷がオフセット印刷に、そして今、デジタルをコアにしたプリント技術が主役になろうかとしています。そしてデジタルそのものが私たちのビジネスに変貌しています。
この国がまだ、戦争をする前に始まった私たちのビジネスは、いくつものパラダイムシフトを乗り越え、今は全く違う形となっています。
私たちの紡いできた歴史は、時代の変化に常に対応してきた歴史です。
変わりゆく時代の中で、その波に飲み込まれない方法は「お客様が求めているものを必死に考えること」であると考えます。
時代は日々少しずつ変わっています。
今日も少しずつ変わり、やがてまた大きな時代の変化がやってくるでしょう。
しかし、どんな時代になっても私たちは「お客様が求めるもの」を全力で作ってまいります。
それが私たちのプライドです。